『ブラックペアン』皆さん見てますか?
もうすぐ最終回が来てしまいますね。
ブラックジャックばりの天才外科医と、それに翻弄されつつスキルが上がっていく若い外科医。医療界の闇的なものを中心とした人間ドラマな訳でありますが、個人的には俳優含め好きなドラマです。
最終話に向けて頂点の人が倒れるというドラマでは割とお決まりなパターンですが、雰囲気に引き込まれてる感はあります。
今回は別にドラマの評価をしようというわけじゃないんです。
ただどうしても、今のところスーパー悪役な西崎教授を何となく擁護したくなる自分がいるのです。
原作を読んだわけでもないし、ちゃんと内容を全て理解してる人には『何言っとんねん』と突っ込まれるかもしれないですが、ドラマだけ見た人の、ちょっとひねくれた一感想として受け取ってもらえたらと思います。言いかえればただの妄想です。
役の設定、実際の挙動共に、『自己中心的でひねくれ者』、『人を見下していて物のように扱って捨てる』、『策士であり悪知恵の塊』、絵に描いたようなクソ医者なわけです。
それでも僕が擁護したくなる理由として、あの人のバックグラウンドを考えた時、実はあの人なりに大変な苦労をしたのではないかと考えたからです。
(本当に妄想なので、事実とは無関係で勝手な感想です!笑)
多分あの人はその性格から、上司からも同期からも後輩からも、完全に嫌われるタイプの人だと思います。
言わば、仲間がほぼいない孤立するタイプの人ですね。
若手の間は、上司に対してヘコヘコしているかもしれないですが、それでも裏が見え隠れする感じから言えば、完全に信用される存在ではないと思います。
そんな孤立した中で、あの人は現在教授まで登りつめています。
教授になる為には、それこそ上司からの推薦がないとなれなかったり、大規模な研究や新しい手術を成功させなければならなかったりと、それはそれは大変なキャリアを築いていかないとなれません。
上司を上手いこと利用したり、若手を踏み台にしたりと悪い妄想しか浮かばないですが、それでも功績を残しているのは事実なはず。
その功績で救われている命もあるという事です。
だからこそあの人は教授となり、その権力を最大限行使してあの独裁政治を築いているわけですね。
だからあの人も、ただ単に『何もできないクソ医者』というのはちょっとかわいそうだなという話。それなりに手術経験もあり、人の命を救ってきた経験もあるはず。
ただあの人の性格が酷すぎて、それを権力行使に使いすぎたから悪い医者という事で。
それを言えばベクトルは違うけど、渡海も相当な悪ですよね。腕はすごいけど、自分の野心のために医者やってるんだから。
2人ともやってる事は『人の命を救う行為』な訳だから
・復讐のために人を救おうとする医者
・自分の名誉のために人を救おうとする医者
となります。あんまりどっちも変わらないよね。ただ今回の場合は、渡海がずば抜けて凄すぎたからそこは決定的な差になりますけど。
何が言いたいかと言えば、『人は見方によって変わってきますよね』って事です。
なんでもすぐに悪い点ばかりにフォーカスするのは個人的にはあまり好きじゃないので、別視点で書いてみました。
一言西崎教授に声をかけるなら『後悔先に立たずだよ』と。
あの人がやってた事は確実に非人道的なので、『悔いを改めて心を入れ替えてね』としか言えないです。まぁ性格上聞いてくれないでしょうけど。笑
以上、勝手な妄想と感想でした!
実際にはこんな医者はいないということを切に願って!
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございます!
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