どーも、民生です。
最近外来で来た患者さんで、車に乗る時アクセルとブレーキの踏み替えに自信がない患者さんがいました。
なんかリハビリで練習できないかなーと思い、
ネットで色々探してみたんですが、本格的なペダルは最低でも5〜6千円ぐらいなんで結構費用がかかります。
それで、ペダルの踏み替えぐらいならなんとか作れないかなーと思って、結果100均の材料だけでそれっぽいのが出来ました!
やってみて、リハビリ以外にも使えそうな面があったので、今回は作った流れを書いていこうと思います。
まずは材料
今回使ったのはこちらです。
購入場所:セリア
・MDFボード
・ヒノキ木材×2
・空気入れ×2
・蝶番金具
購入場所:ダイソー
・長方形端材(8個入り)×2
写真には載せてませんが、家にあった滑り止めマットをペダルと底に貼っています。そちらもセリアの商品です。
滑り止めマット合わせて、しめて972円。まぁリーズナブルに仕上がった方だと思います^ ^
作り方
まずは土台から作っていきます。
土台のMDFボードに、ペダルの位置を印しておきます。ペダルの位置は、規定幅を調べようとしたんですけど見つけられなかったので、実際に自分の車のペダル間を測って、7cmに設定しました。
この時点での構成図です。
ボードに直接蝶番金具をつけようとすると、ネジがMDFボードを突き破ってしまうので、端材を使ってネジを止められるように構成しました。
まずは端材を固定していきます。
固定するのにはグルーガンを使って仮止めし、その後裏から釘打ちしました。
こんな感じです。
これで蝶番金具をつけるのりしろもできたので、次はヒノキ木材と土台を蝶番金具で連結します。
と、ここで少し落とし穴が(^^;
下が蝶番金具に付属していたネジなんですけど、短すぎて外れてしまいそうな気がしました。なので、家に残ってあった少し長めのネジに取り替えました。何についてたネジなのかはわからないです。すいません(^^;
では、このネジを使って固定していきます。
こんな感じで固定しました。この作業が結構めんどくさかったです(^^;
次は空気ポンプを動かないようにする固定受け作り。材料はさっきと同じ端材の残りを使用しました。
まずポンプの配置ですが、アクセル・ブレーキの油圧の感覚を再現したかったので、実際に車のペダルを踏んでみてその感覚に近いところで設置しました。
あまりペダルに近づけすぎるとペダルの角度が高くなり過ぎてしまうので、高さも椅子から踏んでみてちょうどよい足の角度になるようにしました。
取り付け位置は大体こんな感じです。
取り付け方はさっきと同じで、グルーガンで仮止めしてから裏面から釘打ちしました。
取り付けてペダルを上から乗せるとこんな感じです。
このままでも完成っぽいですが、床の素材によってはすぐ滑ってしまいそうなので、裏面とペダル部分に滑り止めマットを取り付けました。
滑り止めマットも、グルーガンで固定しました。
これで完成です。所要時間は大体1時間ぐらいでできました!
作ってみて・・・
割と使えそうな予感がします。後は実際に患者さんに試してもらってどうかというところです。
あと作ってよかったなと思った点は、意外に子供に受けたことです。
うちの子は2人とも男の子で車が好きなので、ちょうどよいおもちゃとして喜んで遊んでいました。しかし今回は患者さん向けに作ったので子供たちはお預け(^^;要望が多かったら、また子供にも作ってやろうと思います。
最後に
ある程度見栄えも良いペダルセットが出来たのではないかと思います^_^
患者さんのリハビリに少しでも役立てられたらと思います。
また子供にも割と受けがいいので、子供さんのおもちゃに作ってあげるのもいいのではないでしょうか?作りたいなーと思った方、参考にしてみてください^_^
本日は以上です、最後まで読んでいただきありがとうございます。