どーもこんにちは。民生です。
今日はアプリの紹介です。
僕ら療法士にとって解剖学は必須の知識でありますが、基本的な教科書だけでは立体的な骨格や筋肉、内臓などの形や位置関係を想像するのはちょっと難しかったりします。
それを視覚的にとてもわかりやすくしてくれるアプリが、Visible Bodyが発売している「ヒューマン・アナトミー・アトラス」です。
※なお現在、「ヒューマン・アナトミー・アトラス」「ヒューマン・アナトミー・アトラス2018エディション」の2種類が発売されており、2018エディションではAR機能を使った3D標本を見ることができおススメです。
ヒューマンアナトミーアトラスから2018へのアップデートはないのでご注意を!ここだけ残念!
【仕様説明】
6400以上の神経・骨格・循環器・筋肉・消化器・泌尿器・リンパ・内分泌・生殖器の3D解剖学的構造を検索することができます。
そしてその臓器の位置関係や形を360度さまざまな角度から直感的に見ることができます。
また男性・女性の骨格の違いも表してくれています。
言語も日本語対応しているのでわかりやすく、さらにビジュアルの保存・注釈・共有などの機能も備わっており、療法士がとても使いやすい仕様になっています。
今回はこのアプリの使い方を説明していこうと思います。
基本的な操作方法
骨格を表示する
立ち上げると以下の画面が表示されます。
色々な部位の骨格がプリセットで表示されており、選んでタップするとその部位が画面に表示されます。
左端のバーをタップすると、神経系や筋系のビューに切り替わり、そこから任意のプリセットを表示することが可能です。
↑循環器系
↑筋系などなど。
とりあえず骨格を全画面で表示したい時は、左下のボタンをタップすれば表示できます。
この表示画面では、フリックすることで上下左右に360度回転させることができます。
また、2本指でピンチすることでズームイン、ズームアウトすることもできます。
さらに左端のバーを押すと、他の臓器も重ねて表示することができます。
↑骨格+神経
↑骨格+循環器
↑骨格+神経+筋肉
このように表示したいものを組み合わせて、見たい角度、見たい大きさを調節することが可能です。
また、画面から消したい場合は、左端をもう一度タップすれば消すことができます。
個別の臓器を表示する
骨格や筋肉をフォーカスして見たいと思う時は、下のバーにある検索をタップして
検索バーに検索したい単語を入力します。今回は「大殿筋」を検索。
すると検索結果が表示されます。
ここで「選択」をタップすると大臀筋が選択され水色に色ずけされます。さらに「へ移動」をタップすると他の臓器はフェードされ、検索した臓器を強調させることができます。
さらに、一度全画面表示で全ての臓器を消した状態(左端のバーのチェックを全て外す)で、同じように検索して「追加」を押せば
大殿筋を単体で表示することもできます。
このようにかなり直感的な操作で目的にたどり着くことができます。
まとめ
基本的な操作方法を説明していきました。今回は通常の「ヒューマンアナトミーアトラス」を使用しています。2018エディションではこのほかにも、AR機能を使っての人体標本を画面に映し出すことができたりと機能が追加されているので、よりおススメです。
僕は2018エディションが発売される前に購入していたのでまだ買ってないです。アップデートにして欲しかった。泣
まあいずれ購入する予定ですがw
有料ですが、患者さんに説明したり、研修の資料作ったりするのにすごく使いやすいので買う価値ありだと思います!
通常盤にもほかに機能があるので、次の機会に説明していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。