PTとケアマネ民生のブログ【フィジマネブログ】

理学療法士が医療に絡めて色々書いていく雑記ブログです

世論調査から、認知症のイメージを考える

どーもこんばんは、世の中の認知症に対する認識を変えたい、クソ真面目な民生です。

 

今回は認知症について書いていこうと思います。

ほんとに今回は、ただただまじめに書いてしまいました。

 

でも今自分が切に思ってることなんで、最後まで読んでもらえたらありがたいです。

f:id:tami0525:20180503193359p:image

 

 過去の認知症の記事はこちら↓

tatatatamimimi.hatenablog.com

 

 

突然ですが質問です。

 

みなさんは、認知症の人と接したことがありますか?

 

 

みなさんは、『認知症』についてどう思っていますか?

 

 

みなさんが認知症になったとしたら、どのように生活したいですか?

 

 

 

このようなことを考えたことはありますか?

 

平成27年に、内閣府政府広報室が20歳以上の成人3000人に対して行った、【認知症に関する世論調査】を発表していました。

https://survey.gov-online.go.jp/tokubetu/h27/h27-ninchisho.pdf

 

さっきの質問は、この世論調査の一部です。

この調査結果の回答から、今の一般の方々の、認知症のイメージを紐解いていこうと思います。

 

世論調査から、認知症に対する認識を考える

 

調査の概要・僕なりの解釈

この調査によると、

認知症の人と接したことがある』と答えたのは56.4%でした。このうち

 

 

『家族に認知症の人がいる・いた』のは43.5%

『親戚に認知症の人がいる・いた』のは37.2%

 

 

となっています。この事から、認知症に接したことのある人の約8割が、身の周りに認知症になっている人がいるという事になります。

 

それだけ認知症を発症している人口数は増えていて(65歳以上の5人に1人)、身近な存在となっています。

 

次に、『認知症に対してどのようなイメージを持っているか』について

 

認知症になっても、できないことを自ら工夫して補いながら、今まで暮らしてきた地域で,今までどおり自立的に生活できる』.....6.8%

 

認知症になっても、医療・介護などのサポートを利用しながら、今まで暮らしてきた地域で生活していける』.....33.5%

 

認知症になると、身の回りのことができなくなり、介護施設に入ってサポートを利用することが必要になる』.....35.9%

 

認知症になると、暴言、暴力など周りの人に迷惑をかけてしまうので、今まで暮らしてきた地域で生活することが難しくなる』.....7.6%

 

認知症になると、症状が進行してゆき、何もできなくなってしまう』.....10.9%

 

この回答を大まかに『在宅で生活できるか、できないか』のポジティブ、ネガティブに分けて見ると、上2つがポジティブ、下3つがネガティブと見ることができます。それぞれ

ポジティブ.....40.3%

ネガティブ.....54.4%

となります。内容を見てみると、『自分の身の回りのことができなくなるから』施設に入らなければいけないという意識が強いように思います。

世間一般では、認知症=施設に入らなければいけない、というイメージがまだまだ強い傾向にあります。

 

 

さらに次の『もしあなたが認知症になったとしたら、どのように暮らしたいか』について

 

認知症になっても、できないことを自ら工夫して補いながら、今まで暮らしてきた地域で,今までどおり自立的に生活していきたい』.....13.4%

 

認知症になっても,医療・介護などのサポートを利用しながら, 今まで暮らしてきた地域で生活していきたい』.....30.3%

 

認知症になると,身の回りのことができなくなってしまうので, 介護施設で必要なサポートを利用しながら暮らしたい』.....20.2%

 

認知症になると,周りの人に迷惑をかけてしまうので, 介護施設で必要なサポートを利用しながら暮らしたい』.....27.5%

 

認知症になったら,誰にも迷惑をかけないよう,ひとりで暮らしていきたい』.....4.6%

 

この質問も、上と同じようにポジティブ、ネガティブに分けると

ポジティブ.....43.7%

ネガティブ.....52.3%

と、こちらもネガティブが強く、『身の回りのことができない』ことや『他人に迷惑をかける』という意識が、ネガティブな意見に導いていると思いました。

 

 事実、そのあとにある『もし自分が・身内の人が認知症になったとしたら、どんなことが不安か』についての回答では、

 

『身内や友人に精神的・身体的負担をかけたり、迷惑をかけるのではないか』

『身の回りのことができなくなるのではないか』

 

というワードが上位を占めており、また『経済的負担が大きいのではないか』という不安も出ていました。

 

このように、一般の方々の認知症に対する不安は、身体的・精神的・経済的なものが大きな割合を占め、ネガティブな認識を生んでいます。

 

僕が変えていきたい、認知症のイメージ

例えば今までの調査概要から見れば、あなたが認知症になってしまった時

 

・仕事を辞めなければいけなくなる

・家事ができず家族に迷惑をかける

・誰にも言えずに引きこもりになる

・自分の家で居られなくなる

 

と言ったネガティブなイメージが出てくると思います。

不安で夜も眠れなくなり、うつ病になって、ふさぎこんで、閉じこもって、自殺しようかって考えるかもしれません。

 

でもこれは、本人を含めたいろんな人の「認知症に対する正しい理解」があれば変えることができます!

 

・社員の理解があれば仕事は続けられる!

・家族の理解があれば家事も続けられる!

・友人の理解があれば伝えても全然平気!

・みんなの理解が深まれば家でも暮らせる!

 

実際に、周りの人々の認知症の理解で、支えられながら自立した生活を送っている人たちも増えています。

 

だから僕は、認知症の人も安心して生活できるように、いろんな人の「認知症に対するイメージ」を変えていけるよう、日々発信していきたいと考えています。

できるだけ多くの人に理解されるように、いろんなところでお話ししたいと思っています。

 

 

綺麗事って言われても構わない。誰かがやらないと何も変わらない。

同じように理解してもらえる人はきっとたくさんいるはず。

 

そんなテンションで頑張っていこうと思います!

 

最後は感情論みたいになりましたが、以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 認知症に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

 

 

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