こんにちは、民生です。
僕には小学一年生の長男、2歳の次男という2人の息子がいます。
今日はホッコリして、なんだか少し泣けてきた(親バカな)話をしようと思います。
去年のお祭りで取った金魚
ウチには玄関に金魚を飼っています。
少し大きめの水槽に一匹だけ、昨年夏のお祭りの金魚すくいで取った金魚です。
最初は6匹ほどいたんですが、まぁ金魚すくいの金魚なんで、弱ってる子は割とすぐ亡くなってしまったんですけど、一匹だけ強い子がいて今までずっと頑張って生きてました。
息子はこの子を可愛がり、時にエサをあげ、時に観察して、時に話しかけていました。
夏が近づいて来た頃、息子が言いました。
『金魚さんも1人じゃ寂しいよねー』
去年の冬からずっと一匹だったので、
確かにそうだなーと。
『今年の夏祭りまで頑張ってくれれば、また金魚すくいで取ってくれば仲間が増えるね』
そう話してあげると、ニッコリ笑って頷いていました。
町内のお祭りで仲間をゲット
そしてこの間、ウチの町内でお祭りがありました。
このお祭りでは、子供は無料で金魚すくいをさせてくれるのでした。
僕も、『お金かからなくてラッキー!』と思いながら息子2人を連れて行き、2人に金魚すくいをさせてあげました。
2人とも一匹ずつ取れました!
おばちゃんがオマケしてくれて、合計12匹の新しい金魚がウチにやってきました。
家に帰って、その新しい金魚たちをウチの水槽に入れてあげました。
子供たちは金魚に仲間が増えたことに喜びました。
水面でパクパクとしている姿を見ては、エサをあげたり観察したりしていました。
それから1週間後、
僕が仕事から家に帰ってくると、子どもが言いました。
『大きい金魚さん、死んじゃったよ。』
えぇっ!?Σ('◉⌓◉’)
亡くなった金魚への思い
突然の出来事でした。
この暑さで水温が高すぎたせいか、急に金魚が増えて酸欠になったか、はたまた新しい金魚から病気をもらったか。
原因はわかりません。
家に帰った時にはすでにその金魚の姿はなく、息子がおばあちゃんと一緒に庭の花壇に埋めていました。
何となく切ない気持ちになっていると、長男はおもむろに画用紙を取り出し、なにかを書き始めました。
『何書いてるの?』と聞くと、
『金魚さんのお墓作ってるの』と返してきました。
数分経って書き終えると、庭の花壇に向かい、金魚を埋めた場所の上にお墓を設置しました。
『どんな風に作ったか、見ていい?』と尋ねると、
『いいよ』と言うので、見に行ってみました。
そこには、『いちねんかんがんばったでしょう』という文字が書かれ、
息子と金魚が会話している絵が書かれていました。
『がんばったね』と『ありがとう』
きっと長男は、普段金魚の相手をしている時から、こんな会話をしていたのでしょう。
そして最後に、このような労いの言葉をかけてあげたかったのだと思います。
パパ、涙腺崩壊しました。(´;Д;`)
30代になって涙もろさが加速しています(´;Д;`)
息子に見られるとバカにされるので隠れて泣きました。笑
でもこうやって、生き物の尊さを知り、最後まで思ってあげられるような優しい子に育ってくれてパパは嬉しいです。
以上、親バカな話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。