こんにちは、民生です。
うちの子もそうなんですが、最近子供のスマホ依存がかなり注目されています。親もスマホ依存だからしょうがないっちゃぁしょうがないんですけど。
それに伴い、小・中学生がIT眼症になっているという記事がありました。
そこで今回は、『IT眼症って何だ』という事と、『眼の疲れの改善法』をいくつか書いていきます。
IT眼症って何だ
IT眼症とは、至近距離でIT機器の明るい液晶画面を長時間凝視することで、目の疲れや頭痛、首や肩のこり、不眠などの症状が出ることです。イライラなど心身のストレスを抱えることもあります。
そしてこれらの原因は、LEDから発せられるブルーライトが原因とされています。画面との距離が近いほど、夜間や暗い場所ほど影響が大きいとされています。
特に小・中学生は、スマホやタブレット端末などの小さい画面に、顔を近づけて見がちというのもあります。
また、成人にも影響が広がっており、20~60代の男女1万人に対するアンケートの結果では、「目の疲れを感じる」とした人は86%に上ったそうです。原因は、全世代で「スマホやパソコンの利用」が最多だそうです。
IT機器が普及した世の中のまさに『現代病』の1つですね。
IT眼症の診断基準
他の病気によるものなのか、生活習慣からくるものなのかを鑑別する必要があります。いくつかの検査を行い、他の病気ではなくかつIT機器を使用している時間や質を考慮して診断されるようです。
詳しくは日本眼科学会のホームページに載っていますので、参照してみてください。↓
IT眼症の対処法
対処法についていくつか記載していきます。どれも続ければ効果が現れるようなので、参考にしてみてください。
画面の明るさを調節する
検索サーバー大手のGoogleやYahoo!、動画サイトのYouTubeなどは、設定で背景色を黒基調に変えられます。
またスマホでも、ナイトモードなど目に優しい背景色にすると、光による刺激を抑えることができます。
暗い場所で画面を見続けないようにする
暗い場所でごろ寝しながらIT機器の画面を見続けないようにします。また、ブルーライトをカットするメガネも有効です。
画面から適度に目を離す
スマホやパソコンの画面から、最低50cmは目を離してみるようにしましょう。また、連続で使用するのは30分〜1時間程度にし、適度に休憩を入れましょう。休憩時に目をつぶって休めたり、ストレッチをすると効果的です。
スマホ、タブレット、パソコンを使い分ける
電話はスマホで、メールやSNSのやりとりは大画面のタブレット端末やパソコンで、という風に用途によって使い分けましょう。メールなどは緊急的な用件以外は即時に返信せず、出来るだけ大きい画面で扱うようにすると、画面を凝視するのを防ぐことができます。
目が疲れた時の対処法
温パック&冷パック
まず温パックについては、水に濡らして軽く絞ったタオルをラップで包み、電子レンジで30秒~1分温めます。ラップから取り出し火傷しないように手のひらで温度調整してから、目の上に乗せましょう。目の周辺の血行がよくなり、疲れも解消しやすくなります。
また冷パックは、水にぬらして絞ったタオルをビニール袋に入れて、冷凍庫で1時間くらい冷やして使います。充血がひどいときは、温パックより冷パックがおすすめです。
また温パックについては、市販でも『蒸気でホットアイマスク』などの商品があります。この商品はアロマの香りが付いており、よりリラックス効果が得られます。
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簡単!眼球ストレッチ体操
眼球のまわりの筋肉を動かすことで、目の周りの血行をよくし、緊張した毛様体筋を柔らかくします。
目を固く閉じてから目をぱっと開いてみたり、視線を左や右、そして上や下に動かしてみてください。5分間ほど続けると疲労回復に効果があります。スマホやパソコンの休憩時間にやってみましょう。
目に良い食品を摂る
眼精疲労に効く成分は多く報告されており、これらをバランスよく摂取することで目の疲労回復に役立ちます。
詳しくは以下にまとめられた記事があるので、参考にしてみてください。
まとめ
IT眼症の概要と対処法についてまとめてみました。スマホとは切っても切れない関係になりつつある現代において、日頃からの『目のメンテナンス』も非常に重要です。
一生使わなければならない目をいたわってあげながら、仕事や私生活をより有意義なものにしましょう。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!